みなさん、「花瓶」を持っていますか?突然お花をいただいて、困った経験はありませんか?せっかくの素敵なお花も、花瓶がペットボトルでは残念すぎますよね。今回は私が提案する「花のある生活」についてです。
まず花瓶。これは断然“白以外”のものを買うことをおすすめします!私も初めての花瓶は白い陶器のものでした。何にでも合いそうな、特徴のないものです。それはそれでいいと思っていたのですが、色物の花瓶を買ってから世界は激変しました!
大好きなネイビーの花瓶を選んだところ、これがどんな花を挿してもサマになるんです!白い花瓶だと、存在感がなく花にすべての印象が託されるように思えるのですが、花瓶がネイビーだと、どんな花でもグリーンでも、おしゃれな印象に。
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デンマークの陶器ブランド「KAHLER」の花瓶。あまり見ない色味がお気に入りです。どんな花でもおしゃれな雰囲気にしてくれます!
こちらは「IKEA」の花瓶。形に表情のあるほうが、簡単におしゃれな雰囲気がつくりやすいです。
ネイビーは洋服で言うとデニムの色です。デニムってトップスにどんな色を持ってきても、大抵受け入れてくれる懐の深さがありますよね。それと似ている気がします。
また、我が家の壁紙は白なので、花瓶も白だと同化してしまいます。せっかくなら存在感がほしいですよね。
ネイビー以外の花瓶でも、花を飾る場所のインテリアに合わせた色のものを選ぶようにしています。我が家の場合、リビングスペースはネイビー×ウォルナットですが、玄関はモノトーン。だから、玄関の花瓶はモノトーンです。北向きで陽が入らず、生花は弱ってしまうので、ドライフラワーを飾っています♪
玄関の靴箱の上に。モノトーンのボーダーデザインは「KAHLER」のオマジオ。スケルトンが印象的な大小の花瓶は100円雑貨です!
次はお花屋さんに行くこと。季節の花々を見て、店員さんと会話をするのもとてもいい時間だと思いませんか?どんな花を買っていいかわからないときは、店員さんに相談♪予算、雰囲気、色の好み、形の好み、どんな花瓶に挿すのか……、どんどん話してこちらの意向を伝えます。ある程度イメージを持ってそれを伝えるでもいいですし、1つ、気に入った花を選んでそれに合わせてもらうのもアリです。「オレンジと黄色で元気なイメージ」「くすんだピンクやパープルでシャビイフレンチのイメージ」「グリーン多めに白い花で清楚なイメージ」「ピンクと赤で丸いかわいい感じに」など、イメージを共有すると、店員さんも花を用意しやすいと思います!
くすみパープルのバラにひと目ぼれしたので、それを中心に「シャビイシックな雰囲気で」と言って束ねてもらいました。
切り花であれば寒いほうが持ちがいいので、今はチャンスです!
花は飾らなくても生活はできます。でも、「花のある生活」のほうが私は素敵だと思います♪
取材・文/滝野香織
滝野香織
管理栄養士