日増しに暖かくなり、春は公園やキャンプなどのレジャーに行く機会も多くなりますよね。ですが同時に紫外線量も一気に増加。子どもの肌は大人に比べてデリケートなので、大人以上に紫外線の影響を受けてしまいます。そこで今回は、赤ちゃんや子どもと一緒に大人も使える、安心安全な日焼け止めをご紹介します。これ1本で家族みんなが使えるから、場所をとらずに持ち運びもラクラク。やさしい処方だから、春のゆらぎ肌にもおすすめです。
日焼け止めの選び方は?
子どもの肌はとてもデリケート。まずは以下の項目をチェックして、肌に負担のかからない日焼け止めを選びましょう。
- 紫外線吸収剤が入っていないノンケミカル処方
- パラベンや合成香料、合成着色料などが無添加
- せっけんでオフできる
- 汗・水に強い処方
- うるおい成分配合
紫外線吸収剤は刺激が強く、肌がかぶれることがあるので避けた方が良さそうです。また合成香料や合成着色料も肌にとって刺激となる成分が含まれていることも。赤ちゃんや子どもはかなり汗をかくので、汗や水に強い処方かどうかも大切です。ふだん体を洗っている洗浄料で落ちるかどうかも確認しましょう。
ちょっとしたお出かけ程度ならSPF20・PA++以上あれば十分ですが、海や公園など屋外でのレジャーではSPF30・PA+++以上のものがおすすめです。朝に塗ったきりでなく、こまめに塗り直すことも忘れずに。また保湿成分や肌荒れ防止成分などが入っているか、伸びの良いテクスチャーかなどもチェックしてみてください。
親子で使える日焼け止め3選
①ママバター UVバリア モイストミルク アロマイン
紫外線吸収剤はもちろん、シリコーンや合成香料、合成着色料、鉱物油、パラベン、動物性原料、エタノール、石油系界面活性剤をすべて不使用で、肌へのやさしさを徹底して追及。紫外線をしっかりとカットするほか、ロングUVAや大気汚染による外的ストレスからも肌を守り、赤ちゃんから大人まで使えます。
ミルクタイプで伸びが良く、オーガニックシアバターを3%も配合し、高い保湿効果も期待できます。さらに専門のセラピストにより調香された香りは、虫が嫌がると言われている精油の中でも人にとって心地よいと感じる香りをブレンド。これからのアウトドアシーズンに欠かせない日焼け止めです。
問い合わせ先:ビーバイ・イー info@bxe.co.jp
②イハダ 薬用UVスクリーン
SPF50+・PA+++という高い紫外線カット効果と肌へのやさしさを両立。うっかり塗り直しを忘れてしまったときも頼りになります。伸びが良く、サラッとしたテクスチャーですぐに肌になじみ、ベタつきや白浮きもありません。汗や水に強いウォータープルーフ処方で、せっけんでオフできます。
さらに抗肌荒れ成分「グリチルリチン酸ジカリウム」や保湿成分「高精製ワセリン」が、乾燥してバリア機能が低下した肌を守り、健やかな肌に導きます。紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方に加えて、パラベンやアルコールを無添加、無香料、無着色で赤ちゃん(新生児を除く)から大人まで使えます。
問い合わせ先:資生堂薬品 03-3573-6673
③JOYCELEE アロマUVカットミルク
皮膚科医の髙瀬聡子先生が開発・監修したスキンケア発想の日焼け止め。大人に比べて皮脂膜がまだ未熟な子どもの肌を守るため、必要かつ高品質な成分だけを配合したシンプルな処方にこだわっています。だからこそ、紫外線吸収剤や合成着色料、鉱物油、パラベン、アルコール、界面活性剤、合成香料はすべてフリーというこだわり。
虫が嫌うとされる天然アロマを配合し、紫外線と同時に虫からも肌を守ってくれます。日焼け止めと虫よけが1本で済むので肌負担も少なく済みますし、忙しいママの手間も省けます。みずみずしいテクスチャーでスーッと伸びて、塗った後の肌は驚くほどしっとり。美容液みたいななめらかな使い心地です。
問い合わせ先:JOYCELEE 0120-831-821
どれも肌に負担のかかる成分は極力省いた低刺激処方で、大切な子どもの肌をやさしく守ってくれます。子どもたちが安心して外で遊べるように、ぜひ使ってみてください。
取材・文/森本奈穂子