世代を超えていつでも肌悩みのトップ群に君臨する「毛穴」。長引くマスク生活や汗ばむ季節もあいまって、さらに悩ましい問題になっているという方も多いのでは？そんな私たちを救うべく、毛穴ケアコスメがますます進化しています。どれも効きそうな「黒いビジュアル」が目印！
マスク、蒸れ、汗……夏は毛穴悩みを深刻化させる要素がたくさん！
マスク下の蒸れは毛穴が開くのに最適な環境!?
今年も、暑くても公共の場ではマスクはマスト。湿気の多い日本の夏では、蒸れも過酷です。そんな環境は毛穴にとっては「開きやすい」状態だそう。
汗の成分が糖化し毛穴開きとたるみを加速
ポーラ化成工業 研究所の発表によると、汗に含まれるたんぱく質成分が糖化することで「糖化汗※」となり、毛穴まわりの皮膚に悪影響を及ぼすことがわかったとのことです。毛穴の開きや、毛穴周りの皮膚のたるみにつながり、結果として毛穴を悪目立ちさせることに……
※汗の中に含まれるタンパク質と糖が結びつき、最終糖化産物「AGEs」が生成される。この汗を“糖化汗”とポーラが名づけました。
なお、汗の糖化速度は「高温」と「紫外線」によって加速することもわかっているとか。お悩みが深刻化するわけですね。
そんな毛穴を少しでも目立たせないためには、日々のケアが肝心。各社が研究を重ねた頼れるアイテムが多数登場しています。
洗顔で“つるん”肌に
デイリーケアにKANEBOの2つの洗顔料を使い分けて
右：カネボウ クラリファイング パウダー ウォッシュ 0.4g×32個入り ￥3,300
毛穴の開きや黒ずみといった汚れは毎日の洗顔でケアしたいところ。「カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ」（写真左）は、モロッコ溶岩クレイと崩壊性スクラブを配合し、それらの汚れを“吸い取って”くれるような使用感です。
肌の上でテクスチャーが変化していきながら、毛穴汚れをすっきり吸着＆洗浄。洗い上がりはしっとりすっきり。デイリーケアが楽しく心地よくなることうけあいです。
カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ 130g ￥2,750
「クラリファイング パウダー ウォッシュ」（写真右）は、1回ずつのポーション式のいわゆる“酵素パウダー洗顔料”。
たんぱく質や脂質を分解する洗浄成分が気になる角栓をすっきりオフしながら、ピンク色の保湿成分（ローズヒップエキスとアプリコットエキス）がうるおいをオン。洗い上がりはしっとりとしてつっぱりません。
スライド式のパッケージも置き場に困りにくくて優秀です。
カネボウ クラリファイング パウダー ウォッシュ 0.4g×32個入り ￥3,300
■カネボウインターナショナルDiv.
kanebo-global.com
角栓のパワフル洗浄に週2回の黒ジェルを
こちらは、気になる部分へのスペシャルケアに最適。黒いジェルを気になる部位に直接塗ることで、通常の洗顔料では落としきれないしつこい角栓の汚れを一掃してくれます。
塗布して待つ時間はたった30秒なので、忙しくても続けられそうです。
ソフィーナ iP ポア クリアリング ジェル ウォッシュ 30ｇ ノープリントプライス
■ソフィーナiP
https://www.sofina.co.jp/
毛穴悩みの最新理論“糖化汗”に着目したローション
前述した「糖化汗」による毛穴目立ちをケアする成分となるオリジナル美容成分を配合した化粧水「B.A ローション イマース」。
糖化ケアだけでなく、肌のハリ感をサポートする成分も入り、毛穴が目立つ原因に複合的にはたらきかけ、ふっくらとした毛穴の目立たないうるおった肌に導いてくれます。
美容雑誌などで今年の上半期ベストコスメにも輝いた話題の1本です。
B.A ローション イマース（保湿化粧水）
120mL ￥13,200／リフィル 120mL ￥12,100
シートマスクも毛穴ケアタイプをチョイスして
プラスアルファのケアとして使いたいシートマスク。こちらも毛穴悩みに働きかけてくれるものが頼れます。
人気のオルフェスから今だけ限定のスペシャルパッケージが販売中。黒いボックスの中に入っているブラックシートセットには、毛穴ケアにもつながる「クリアリングマスク」が2枚、「ピュアブラック」が1枚入っています。肌にうるおいを与えながら、竹炭入りの黒いシートが汚れを吸着し、気になる毛穴もすっきり。
たくさんある種類の中からお気に入りの1枚を見つけることもできそうなアソートパックです！
プレミアム ブラック セレクション ボックス
７枚入り ￥1,100
オルフェス
https://alface-mask.com/
さまざまな悩みが増える大人肌だからこそ、頼れるアイテムでの日々のケアがものをいうはず。見た目もスタイリッシュな黒アイテムを使って、なりたい肌に近づきたいですね。
※記載した価格はすべて税込です。
取材・文／小林 博子 撮影／光文社写真室
