寝苦しい熱帯夜も快眠に導く寝具選びのコツとは? 試して良かったおすすめ寝具もご紹介!

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夏の暑さもピークを迎え、寝苦しい夜が続いています。この暑さを元気に乗り切るには、何より睡眠が大切。ですが実際は「疲れているはずなのにぐっすり眠れない」「夜中に何度も目が覚める」といった悩める声が多数。そこで今回は、夏の睡眠についてを解説するとともに、その対策とおすすめの寝具をご紹介します!

夏でも快適に眠るために大切なこととは?

暑くて寝苦しく、疲労が回復できないまま朝を迎えてしまう夏。「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「寝ても疲れがとれない」など夏の不眠を引き起こす理由としては、外気温の高さ・ジメジメとした湿気・エアコンによる冷え過ぎが主な理由としてあげられます。

人の体は本来、深部体温が下がることで自然と眠気を感じるようになっていますが、夏は外気温が高くてなかなか深部体温が下がりません。また本来快眠のためには効果的なエアコンも、冷やしすぎると体の調整機能が乱れてしまい、不眠に繋がります。

夏でも睡眠の質を保つためには、室温と体温のコントロールが重要。具体的には、「室温を25〜26℃、湿度を50〜60%に保つこと」「エアコンや扇風機の風が直接当たらないようにすること」「夏でも湯船に浸かること」などを心がける必要がありますが、ほかにも「通気性が良い寝具で寝る」「接触冷感のシーツや掛け布団を使う」など、寝具選びも大切です。

そこで今回は、実際に1週間以上使用してみてかなり快適に眠れた3つの寝具を、その体験レポートとともにご紹介します。

寝返りを打ちやすく通気性抜群!「NELL」のポケットコイルマットレス

NELLマットレス ダブル ¥105,000(NELL)

NELLマットレス ダブル ¥105,000(NELL)

最初にご紹介するのはマットレス。頻繁に替えることがないので見落としがちですが、マットレスは夜から朝まで多くの時間を過ごす重要な場所。睡眠の質をあげるには、まず土台であるマットレスを見直すことが一番の近道かもしれません。

「NELL マットレス」の特徴は、なんと言っても寝返りの打ちやすさ。腰部分の弾力を強化することで、寝返りを打ちやすくしたつくりになっています。

人は寝ている間に寝返りを打つことで血流の流れを促し、溜まった疲労をリセットしています。つまり寝返りを打ちやすくすることは、翌朝の目覚めや体調をも左右するということになります。さらに寝返りは、布団の中の温度や湿度を調節するという効果もあるのです。

中には耐久性の高いポケットコイルがぎっしり!

マットレスの内側はこのような構造に。ダブルサイズでなんと1734個ものポケットコイルが詰められていて、ベッドのふちと腰部分のコイルは硬めにつくられています。その上の肌に当たる部分は薄いウレタンと不織布が13層に重ねられ、高い通気性と耐久性を実現しているのだそう。

さっそくこのマットレスで寝てみたところ、朝起きたときの快適さに驚きました。今までのマットレスだと朝起きたときに腰や背中が痛くなることが多かったのですが、痛みや張りなどが全くなく、朝スッキリ目覚めることができました。

私自身、夏はとくに寝返りを頻繁にしている気がするので、寝返りしにくいマットレス=ストレスに感じてしまいます。このマットレスは腰部分が硬い反面、肩部分はやわらかいつくりになっているので、横向きになったときの違和感がなくとてもスムーズに寝返りが打てました。

問い合わせ先:NELL https://nell.life/

宇宙テクノロジーを駆使した究極冷感!「ブレインスリープ」のひんやり掛け布団

ブレインスリープ コンフォーター パーフェクトクール シングル ¥24,200(ブレインスリープ)

ブレインスリープ コンフォーター パーフェクトクール シングル ¥24,200(ブレインスリープ)

続いては、ひんやり感が朝まで続くという究極の冷たさを実現した夏用のかけ布団が登場しました。その秘密は宇宙服のために開発された革新的な冷感テクノロジー「PCM」。

一般的な接触冷感の寝具は熱が飽和状態になると冷感性は失われてしまうため、使っているうちに「あれ、もう冷たくない」と感じることがあるはず。ですがこちらは体が布団から離れたときに冷感が復活し、時間が経っても冷たさをキープ。夏の暑い夜でもずっとひんやり感が続くので、朝まで快適に眠ることができます。

クール面とドライ面のリバーシブル構造で湿度をコントロール

さらにこの布団、ひんやり感だけじゃなく肌当たりがとてもやわらかく、なめらか。ドライ面とクール面のリバーシブル構造になっていて、猛暑時にはクール面を、雨続きの湿気が多い日はドライ面を使うなどしてコントロールできるのも特徴です。どちらも面も吸放湿性にすぐれ、蒸れにくく快適です。

試してみたところ、今までの接触冷感って何だったの?というほど、冷たさが続くことに衝撃! 接触冷感って触ったときだけ一瞬冷たくて、その後は熱がこもる感覚で実は苦手だったのですが、この布団は心地よい冷たさに包まれている感覚。スベスベした肌当たりで、とても快適に眠れました。

問い合わせ先:ブレインスリープ https://brain-sleep.com/

通気性抜群!「エアウィーヴ」の洗える枕

エアウィーヴ ピロー スリム ¥13,200(エアウィーヴ)

エアウィーヴ ピロー スリム ¥13,200(エアウィーヴ)

最後にご紹介するのは「エアウィーヴ」の枕です。使用しているエアファイバー®は90%以上が空気のため、通気性が抜群。汗ばむ夏でも蒸れにくいのが特長です。丸ごと簡単に水洗いできるので、ダニやカビを気にせず衛生的に使えるのも嬉しいですよね。

寝る姿勢や好み、首の高さなどにより枕の形はさまざまですが、ストレートネックの人でも快適に使えるのがこちらの「エアウィーヴ ピロー スリム」。通常の枕より低めにつくられていて、枕は使いたくないけれど少し高さが欲しいという人にも最適です。

今までスタンダードな高さの枕を使っていたのですが、仰向けに寝たときに顎が下がり気味になって寝心地の悪さを感じていました。この枕は仰向け寝のときにちょうど良い高さで、「こんな枕が欲しかった」を実感。「洗える枕」はほかにもありますが、形崩れが心配。「エアウィーヴ」ならガシガシ洗っても形が崩れることがないので、汗をかく夏も快適に使えます。

問い合わせ先:エアウィーヴ 0120-824-811 https://airweave.jp/

暑さのピークはまだまだこれから。ぐっすり眠れて疲れを残さないように、いま一度、寝具を見直してみませんか?

取材・文/森本奈穂子

 

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