毎日料理しては片づけて、また料理して……キッチンには日に何度も立ちますよね。長時間過ごすからこそ、無駄にしないで。立ったついでにもっと体に意識を向けてみましょう。ダイエット美容家の本島彩帆里さんが実際に試して、スリムな体を手に入れた方法を教えてくれました。365日、ちょっとした動作の積み重ねが美ボディにつながりますよ。
キッチンで「やせ体質」になれる3つの動作
料理中は背すじをまっすぐキープ
キッチンでは下を向く作業が多く、猫背になりがち。なるべく腰から折り、背すじをまっすぐ伸ばせるように足を開いて姿勢を調整しましょう。その際、腰を反ってしまうと腰痛の原因になるので、お腹に力を入れて。
キッチングッズは高いところに収納
キッチンでは下を向くことが多いので、ラップやペーパー類、ボウルなどよく使うものをあえて高いところに収納するのもおすすめ。取るときに腕を伸ばすことでストレッチになり、二の腕の引き締めにも効果的です。
食器を拭きながら下半身トレーニング
食器を拭いている間は下半身のトレーニングを。両足を開き、ひざが内側に入らないように腰を落としてキープしましょう。短時間でも、下半身やせによく効きます。かかとをあげるとさらに効果的!
少しずつでも体は必ず変化していきます
習慣にするポイントは、無理して全部やろうとしないこと。今の自分より1~3割程度できることを増やして積み重ねていくのがコツです。自分の「普通」を少しずつ変えていくことで、確実にステップアップできるようになります。
本島彩帆里さん
ダイエット美容家。毎日の生活習慣を無理なく調整していくことで、心も体も健康的に産後20kgのダイエットに成功。書籍累計発行部数43万部『生きてるだけでやせる図鑑』(西東社) Instagram⇒@saoooori89
ほんのちょっと動きを意識するだけで少しずつ体が変化していきます。面倒な家事も、どうせするならエクササイズを取り入れてみて。無理をせず、できる範囲で続けましょう。やせ習慣を身につければ、きっと理想の体を手に入れられますよ!
Mart秋号 ダイエット美容家・本島彩帆里さん監修 ちょい足しでOK!家事のついでの“やせ習慣”指南より
撮影/中林 香 イラスト/miya 取材・文/森本奈穂子 編集/富岡幸子