Mart世代の女性は、子育てで子どもを抱きかかえたり、家事などで重い荷物を運んだりと、肩こりに悩みがちですよね。そこで今回は、肩こり改善ヨガをご紹介します!
育児や家事で前傾姿勢が続き、閉じがちな肩まわりを開き、血行をよくする2ポーズは5分でできて手軽。続けていくうちに、肩が軽くなっていくはず!
肩まわりを開いて筋肉のこわばりをほぐす「タオル側屈のポーズ」
子どもの抱っこや重いものを持つ動作などで、前かがみの姿勢が多くなりがちなMart世代。日常の動作で不足する肩の後方への動きと、体を横に倒す側屈動作により、肩まわりをほぐしていきます。タオル1本ででき、すき間時間にも行いやすいポーズです。
【1】胡坐になり、肩幅くらいを目安にタオルを伸ばして持ち、両腕を天井方向に上げる。
【2】息を吸って、吐きながら上体を右に倒し、3呼吸キープ。反対側も同様に行います。体の脇や肩まわりがほぐれるまで、3セット程行ってもOK。
【POINT】
・下になっている手でタオルを床の方に引き、脇腹の伸びを深める。
・上半身が前方に倒れないように、胸を開いて上半身を真横に倒す。
・胡坐でなく、椅子に座ったり、立ちながらやってもOK。
肩まわりの血行不良を改善する「タオル牛面のポーズ」
同じような姿勢をとっていると筋肉がこわばり、肩の可動域が狭まってしまいます。肩や肩甲骨周りの筋肉の柔軟性を高め、可動域を広げることで肩こりを予防するポーズです。
【1】胡坐になり、右手でタオルの端を持って右腕を天井方向に上げる。
【2】右肘を頭の後ろで曲げ、左腕は背中側に回し、タオルの端をつかむ。
【3】息を吸って両肘を後ろに引き、肩・胸を開いてゆっくりと息を吐く。このまま5呼吸キープ。反対側も同様に行う。
【POINT】
・背中側でできるだけタオルを短めに持つ。
・腰が反らないよう、おへそを背骨に引き寄せ、下腹部を引き上げて背筋を伸ばす。
・上げた腕は外回しに、もう一方の腕はうち回しにすると、肩の可動域を広げやすい。
2ポーズ続けて見られる動画はこちら!
5分でできるので、忙しい日でも続けられるのがいいですね!1回の時間が短くても毎日続けていくことが効果的。ぜひ毎日のルーティンとして、5分ヨガを生活の一部に取り入れてみてください!
トップス・ボトムス:SUKALA(
\教えてくれたのは/
LAVA トップインストラクター
小森 悠(こもり はるか)さん
バレエやダンス・陸上等の経験を活かし、関東を中心に活躍。その丁寧な指導は、“カラダを変えるレッスン”と評され、ファンも多数。2016 年に初代トップインストラクターに就任。妊娠、出産を経て復職後、2022年にママとして再びトップインストラクターに。現在は、ヨガと手技を組み合わせた「セルフタイ古式」など、各地でレッスンを開催するほか、オンラインヨガサービスUCHIYOGA+も担当。
Instagram⇒@haruka.komori_yoga
ホットヨガスタジオLAVA https://yoga-lava.com/
撮影/相澤琢磨(光文社写真室)