ホノルル市民の足で、ツーリストが最もリーズナブルに移動できるザ・バス。でも、利便性が高いのはわかるけど、ちょっと心配…という方も多いのでは? そこで、今回は基本のザ・バスの乗り方から復習しましょう!
ザ・バスの基本
基本❶ ザ・バスの起点はアラモアナセンター
アラモアナセンターにあるバス停は、ワイキキから直接行ける一部の路線を除いて、ほとんどの場所へのアクセスが可能だ。ただし、バス停が複数個所に点在しているのと、いちばんバス停が多い1階駐車場は横並びにバス停がずらり!どこのバス停から乗車するのか事前に確認を。
基本❷ オアフ島を網羅!どこにでも行ける
ザ・バスは主要路線だけでも20以上、短いルートや曜日限定の路線なども入れると100以上にものぼる。オアフ島内をくまなく網の目のように走っているので、島の周遊も可能だ。同じ目的地でも西回りと東回りの2路線あることがあり、ふたつのルートを比べると、所要時間が大きく違うことも! 注意が必要。
基本❸ 料金は一律! 1日の上限額もある
ザ・バスの料金は、どこまで行っても一律料金で、大人$3 、6~17歳は$1.75 、5歳以下は無料だ。現金で支払う場合、お釣りが出ないので注意が必要。乗り換えなどで3路線以上乗車する場合は、HOLOカード利用なら1日$7.50(6~17歳は$3.75 )で乗車可能。
ザ・バスの乗り方&降り方を確認
【乗り方】
❶ バス停で乗るバスの番号を確認
❷ 目的のバスが来たら手を上げて乗る意思を示す
❸ HOLOカードを持っている場合はタッチ。現金はお釣りが出ないように支払い
❹ 出発前に席に座っておくと安全
【降り方】
❶車内に流れるアナウンスで降りるバス停を確認
❷ 窓付近に張られたワイヤーを引く(写真左)か、赤いSTOPボタンを押して(写真右)降りる意思を知らせる
❸ バスが停車したら降り口(中央)に向かい、黄色ラベルに触れてドアを開けて降車する
HOLOカードを活用!
2021年7月から導入されたハワイの交通系ICカードのHOLOカード。ABCストアなどで購入でき、チャージをすればずっと使うことができる。利用できるのは、ザ・バスと鉄道のスカイラインのみ。
購入&チャージができる店一覧
【チャージ】
HOLOカードへのチャージは、ABCストアを除く加盟店で可能(上記参照)。ザ・バスなどでは、カードの残金が表示されないので、不安な場合はチャージができる店で残金の確認をしてもらうのもあり。現金でのチャージは、金額が指定されているので要注意(下記参照)。HOLOカードのホームページからクレジットカードと紐づけしておけば、自動チャージも可能。https://www.holocard.net/ja
これって常識!?ザ・バスのあれこれ
荷物は膝の上にのる量だけ!
ザ・バスで持ち込める荷物の量は少量。大量の買物をした場合や、トランクを持っての乗車はできないので要注意。ベビーカーは折り畳めばOK。
車内の強い冷房に要注意!
スーパーやショッピングセンター同様、ザ・バス内は冷房が強い。1枚羽織れるものを持参しておくといい。海遊びの帰りなどは特に注意が必要。
アプリの利用でより便利に!
DaBus2のアプリをスマホに入れておくと、ザ・バスの現在地などを把握できて便利。時刻表や路線検索などもできるので、ハワイ出発前に準備を。
ご紹介した情報が掲載されている
ハワイ専門情報マガジン「アロハエクスプレス」171号
※記事の内容は2024年7月現在の情報です。
構成/アロハエクスプレス編集部、Mart編集部