北欧デンマーク発の雑貨ストア「フライング タイガー コペンハーゲン」。毎日の生活を華やかに彩ってくれるグッズやユニークなアイテムがそろう人気店ですが、今回、シーフードレストランの「レッドロブスター」とコラボ。北欧発の雑貨店と北米発のレストランがどうしてコラボするのか、実際にお店に行ってみました。
生涯カップルでいるロブスターはバレンタインの定番モチーフ
今回のコラボレーションのキーワードになっているのはバレンタイン。欧米では、生涯カップルやペアでいるロブスターは、バレンタインのモチーフとしてよく登場するのだそう。ということで、コラボのテーマはロブスターならぬ「ラブ♡スター（Love×Lobster）」。ロブスターが主役のバレンタインを提案しています。
「フライング タイガー コペンハーゲン」ではひと足早い1月5日（金）から店頭にロブスターモチーフのバレンタイン商品が多数並んでいます。バレンタインギフトを贈るときにも使えるギフトボックス￥605やカード￥220、ギフトバッグ￥165などもすべてロブスターがデザインされています。
写真のぬいぐるみ（￥1,320）やスリッパ（￥1,760）、ロブスタートイ（￥715）といったユニークなアイテムは家族や友達と過ごすバレンタインにもぴったり。ロブスターモチーフに意味を伝えて贈るのもいいですね。
「レッドロブスター」ではバレンタインにぴったりのスイーツを提供
そして1月10日（水）から「レッドロブスター」ではコラボメニューとして「ホットモカ♡セムラブスター」（￥715）が登場しました。このメニューに使われているマグ￥715は「フライング タイガー コペンハーゲン」で販売されている今回のコラボグッズのひとつ。ロブスターのハサミの部分が取っ手になっていてとってもキュート。
マグの上にのっているのは、北欧の春を告げるスイーツ「セムラ」です。「セムラ」はカルダモンの効いたスウェーデンのお菓子ですが、これがフィンランドやデンマークなど北欧各国にも広まり、愛されるようになりました。ちなみにフィンランドでは「ラスキアイスプッラ」、デンマークでは「ファステラウンボーラ」と呼ばれています。
「セムラ」は、昔イースター前に断食に入る風習があった時代に、断食前の火曜日「告解の火曜日」に栄養を蓄えるために甘くてカロリーのあるお菓子を食べるようになったと言われています。この「告解の火曜日」が「セムラの日」となり、移動祝日であるイースターに連動しているため、2024年は2月13日（火）が「セムラの日」です。
「レッドロブスター」のセムラはシュー生地の中にホイップクリームとキャラメルアイスが入っています。トッピングにはハートにカットしたいちごをあしらっていて、バレンタイン気分を盛り上げてくれます。
「セムラ」の一番の特徴であるカルダモンは、ホイップの上にたっぷり。この香りはスウェーデンやフィンランドのシナモンロールでもおなじみ。北欧のベーカリーを連想させてくれます。
ロブスターのマグカップからセムラを外すと、中にはホットモカが。セムラと一緒に味わうのにぴったりです。
食べ方は自由なので、シュー生地部分をホットモカにつけてみたり、ホイップクリームをホットモカに浮かべたりしてもいいですね。
トッピングのフリーズドライのストロベリーもセムラにのせて残さず食べるのがおすすめ。かわいいロブスターグッズと甘～い「ホットモカ♡セムラブスター」で、いつもと違う新しいバレンタインを迎えてみてはいかがですか。
フライング タイガー コペンハーゲン：https://blog.jp.flyingtiger.com/
レッドロブスター：https://www.redlobster.jp/
取材・文／岡部礼子
