大仏モチーフがかわいいアロマストーンやアロマスティックが、鎌倉の新しいお土産品として話題なのはご存じですか? 教えてくれたのは、アロマテラピーインストラクターの資格を持つMart TRIBE会員の上野さん。小町通にある店舗「鎌倉煉瓦工場」を取材し、上野さんが実際にどんな風に使っているかも教えてもらいました。
大仏アロマストーンが鎌倉土産に大人気の「鎌倉煉瓦工場」
推薦読者の上野さんが訪れた際、大仏さまのかわいさにアロマストーンを即買いしたというのが、「鎌倉煉瓦工場 小町通店」。沖縄の赤瓦を使ったアロマストーンやコースターが人気で、他にも作家さんがつくる陶器やハンドメイドアクセサリーなどが並びます。
店長の小川絵里奈さんに話を聞きました。「当店は2021年に鎌倉の小町通りにオープンしました。赤瓦のコースターやアロマストーンはすべて、沖縄にある新垣瓦工場でつくっています。鎌倉では大仏さまのモチーフを展開していますが、沖縄ではシーサーやジンベイザメなどそれぞれの店舗でオリジナルデザインがあります」
陶器やアクセサリー、キャンドルなど、店内に置いてあるものはすべてハンドメイド。同じに見えても微妙な違いがあるので選ぶ楽しみがあります。
赤瓦は、昔から沖縄の城や家屋の屋根に使われていた素材。スコールにも対応するため吸水性に優れ、すぐにカラリと乾くよう発散させるという機能性が、コースターやアロマストーンにぴったり。
「元々の土に色が付いているのも特徴で、洗剤で洗っても漂白剤で漂白しても色落ちしないんです。そこが珪藻土との違いですね。コースターは特に飲み物の水滴がついて汚れることもあるので、気にせず洗えるところがおすすめポイント。アロマストーンも一度洗うと吸収力が戻りますし、違う香りのオイルを染み込ませたいときに洗うという使い方もできます」(小川店長)
アロマスティック
特に目をひくのが、大仏モチーフのアロマスティック。アロマオイルのボトルに差し込むだけで、香りを広げてくれます。全部で7色あり、いちばん人気は“大仏カラー”の緑だそう。
ディフューザーと違ってスティックが短いので、バランスが良く倒れにくい。玄関や枕元にも置きやすいサイズです。
読者宅ではリビングに
Mart読者の上野さん宅では、リビングに置いています。
「セットのアロマオイルはオリエンタル系のしっとりと優雅な香りなので、玄関やリビングに置くのがおすすめ。近づくとかなりしっかり香ります。我が家はリビングの窓辺に置いています。お友達にも鎌倉土産にプレゼントしました」(上野さん)
アロマストーン
何ともいえない表情が愛らしい、サイコロ形のアロマストーン「しかくシリーズ」。大仏デザインは、真顔、にっこり、横目の3つの表情があり、手づくりのため少しずつ表情やサイズが違っていて温かみがあります。インテリアとして何個か並べて飾ってもかわいい!
ストーンの上にはくぼみがあり、アロマオイルをたらせるようになっています。「窯での焼き加減によって色の出方も微妙に違うので、好みの大仏さまを見つけていただけたらと思います」(小川店長)
読者宅ではトイレに
読者の上野さん宅では、トイレに置いてほのかな香りを楽しんでいます。
「アロマオイルを2、3滴たらすとその場で優しく香るので、トイレで使用してます。デスクなどに置いて、自分の好きな香りを楽しむのもおすすめです」(上野さん)
車用のカーアロマ
こちらは珍しい、車用のアロマストーン。背面にクリップが付いていて、車のレジスター(エアコンの吹き出し口)などに取り付けられるようになっています。
「にっこり大仏さまの笑顔に癒される」
クリップを、レジスターに取り付けます。
アロマオイルをストーンに数滴たらします。
車の中にほのかな香りが広がります。
読者の上野さんが、車に取り付ける様子を写真に撮って送ってくれました。
「クリップで簡単に取り付けられていいですね。風邪やインフルエンザが流行る時期なので、殺菌効果のあるユーカリのアロマオイルを使用しました。車のエアコンをつけると車内全体にすっきりとした香りが広がり、殺菌もできるのがうれしい♪ 何より運転しながら大仏さまのニッコリ顔に癒されます」(上野さん)
なんとも表情豊かな大仏モチーフのアロマストーンやアロマスティック、鎌倉土産の選択肢にぜひ入れてくださいね。
SHOP INFORMATION
鎌倉煉瓦工場 小町通り店(かまくられんがこうじょう こまちどおりてん)
- 住所: 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-6-4 濱照ラフィネビル1F 3号
- TEL: 098-917-4365
- 営業時間: 9時~19時
- 定休日: 無休
撮影/山下忠之 取材・文/富田夏子