フィンランドのデザインハウス「マリメッコ」。Mart読者の中にもファンが多い人気ブランドです。今回、サステナブルをテーマにしたホームコレクションの新コンセプト「Marimade(マリメイド)」が登場しました。現在、東京・表参道の「マリメッコ表参道店」で先行がスタートしています。
リサイクル素材やバイオベース素材を使用したアイテム
今回登場した「Marimade」は、リサイクル素材やバイオベース素材、残布を使った雑貨を展開しています。「サステナブルでマルチユース」をキーワードに、マリメッコのデザインチームが試行錯誤しながらものづくりする、“デザイナーたちのクリエイティブな遊び場”という位置づけなのだそう。
クリエイティブな発想で生まれた雑貨は、ランダムで楽しい、遊び心をくすぐるアイテムばかり。個人的に一番注目しているのは、「MARIMADE Bottle」(¥7,150)。食品対応ボトルで、冷たい飲み物、温かい飲み物、両方に使えます。ショートパスタやシリアルをストックしたり、キャンディやチョコなどを入れたりしてもいいですね。花瓶として使っても絵になります。竹製の蓋とコルクのスリーブが付いていて、「マリメッコ」で人気のケシの花の柄「ウニッコ」とマリメッコロゴ柄の2種類あるので、両方そろえてもかわいいですね。
リサイクルガラス75%仕様のキャニスターも、かなりかわいくておすすめ。「ウニッコ」がデザインされています。一点一点個体差があるのも味があっていいですね。コルクの蓋付きで、サイズは2種類あります。大¥8,250、小¥6,050。
「マリメッコ」といえば、数々の生地がありますが、過去のコレクションの残り生地を活用したアイテムもいろいろ。例えば、ナプキン(43×43㎝、2枚セット¥5,500)。柄がアソートになっているのが残布ならでは。かえって特別感がありますね。ナプキンとしてはもちろんランチョンマットにしたり、キッチンの目隠しとしても使えます。
表紙に残布を使ったノート(¥5,500)もあります。ページには再生紙を使用していて、サステナブルなノートで、もちろん残布なので柄はアソートです。同じく、過去のコレクションの残り生地を使用したコットントートバッグ(¥5,500)も。「Marimade」のタグが付いています。
バッグでは、ほかにもリサイクルポリエステルを使用したトートバッグ(¥5,500)や巾着バッグ(¥3,520)もあります。こちらは日本人デザイナーの石本藤雄氏のデザイン。シンプルで使いやすいのがいいですね。
化粧品や小物を入れるのに便利なポーチ「MARIMADE Pouch A5」は、リサイクル可能な紙素材でできています。こちらも「ウニッコ」とマリメッコロゴ柄の2種類で、サイズは大31.5㎝×23㎝(¥4,400)と、小22.5㎝×16.5㎝(¥3,300)の2種類あるので、同柄で2種類そろえても、サイズごとに柄違いでそろえてもいいですね。
また、生物由来のバイオポリマーや天然由来の粘土鉱物を使用した「スラパック」製のアイテムの第一弾も10月14日(金)から発売になります。今回登場するのは、マイヤ・ロウエカリがデザインした「ラシイマット」柄の一部を立体的にあしらったランチボックス(¥8,800)とタンブラー(¥4,950)。
ちなみに「ラシイマット」は使い込まれたラグという意味。「スラパック」製のアイテムは、食洗機、電子レンジ、冷蔵庫で使えます。
気になるアイテムばかりで迷ってしまいますね。現在、先行販売中ですが、10月14日(金)からマリメッコストアとオンラインストア(マリメッコ日本公式オンラインストア、マリメッコZOZOTOWN店)で販売になります。「マリメッコ」ならではのサステナブルなアイテムをぜひチェックしてみてください。
公式サイト:https://www.marimekko.jp/journal/detail?name=3239&apias_s_id=31343