昔から子どもに大人気のレゴブロック。一方で「細かいパーツが散らかって大変・・・・・・ 」「収納方法に悩む」というママの声も多いおもちゃ。そんなレゴグループと、たくさんの収納をつくってきたホームファニッシングカンパニーのイケアがコラボレーションしてできた「BYGGLEK/ビッグレク」。子どもの創造力の流れを止めずに片づけまで楽しめると話題の収納シリーズなんです。そのよさを今回徹底的に調査! 商品が誕生した背景から、実際に使ってみたMart読者のリアルな声までお届けします。
レゴブロックといえばカラフルなイメージを持つ人も多いと思いますが、
こちらのボックスは優しいオフホワイト!
飾っておけばいつでも遊べて、インテリアとも調和するのでお部屋になじみやすいのがうれしい。
子どもの作品もあえて飾っておきたくなるビジュアルです。
イケア・ジャパン
子ども用品開発担当鵜飼真美さん
「スウェーデン語で『BYGG(組み立てる)』と『LEK(遊ぶ)』を意味するBYGGLEK/ビッグレクはイケアとレゴグループのコラボレーションから生まれた収納シリーズです。レゴグループのブロックは、子どもたちが『遊びを通じて能力を伸ばせる』ことで世界的に知られています。しかし『レゴブロックが散らかって床が片づかない』という親の悩みや、『大人は遊びを中断したらすっきり片づけてほしいと思っているけれども、子どもは遊びを中断しても次はそのままの状態で再開したい』という大人と子どもの考え方のギャップに関する悩みの声が多くありました。また、イケアがリサーチするなかでも家の中の収納の悩みでトップ3に入るのがおもちゃに関するもの。そのような声を受けて、子どもたちが安全で遊び心のある居心地のよい空間で過ごせるような収納をつくり続けてきたイケアと、家の中の遊びで大きな部分を占めるレゴブロックを長年つくり続けてきたレゴグループが共同開発することで、親のレゴブロックの収納に関する悩みの解決につながるものをつくろうとしたのが開発のきっかけです。
そしてボックスの上面と前面に突起をつけ、そこにレゴブロックを組み立てられるようにしたことで遊びの一部になるような収納にして、親の悩みの解決だけでなく、子どもの創造力を高めるものに仕上がりました。イケアとレゴグループは創造性を育むことでストレスを和らげ世界中の人々の心をひとつにすることのできる、毎日の暮らしに欠かせない『遊び』をとても大切に考えてきました。『遊びは家庭だけでなく世界をよりよい場所にする』という強い信念で一致し、家の中の遊びの空間をもっと広げるため、このコラボレーションに両社の情熱と知識を盛り込みました。
また、見た目もリビングルームに調和するような色にこだわったボックスなので、片づけの時間がきてもレゴブロックでつくり上げた世界を飾りながらしまっておいて、次に遊ぶときはその創造力の流れを止めずに遊ぶことができます。単なる収納のためのボックスではなく、遊びと機能性を兼ね備えたクリエイティブな収納ソリューションであるBYGGLEK/ビッグレクで、遊びの可能性を広げていただけたらうれしいです」
シンプルなボックスはどんなインテリアにもなじむ収納としてはもちろん、ふたの突起にレゴブロックをはめたりボックスを重ねたり、創造力を働かせることで遊びの一部として使えます。
子どもの創造力を高めながら、収納問題もクリアできる画期的なシリーズのBYGGLEK/ビッグレク。
突起はほかのレゴブロック製品と一緒に使用することも可能で、
手持ちのブロックを生かしながら今までにない遊びを体験できるのも魅力!
その気になる商品ラインアップをご紹介します。
いちばん大きいサイズのボックス。大容量なのでブロックや作品以外のものも余裕をもって収納できます。対象年齢5歳以上。
大きすぎないサイズ感と収納力のバランスがよいので使い勝手がよくオススメです。対象年齢5歳以上。
ボックスのサイズがいろいろあるので、大きなものから小さなものまですっきりと整理できます。対象年齢5歳以上。
各種カラー、形、サイズが揃うレゴブロック200個とブロック外し1個のセット。ホットドッグなどイケアならではのピースも揃います。対象年齢5歳以上。
イケアで販売されている食べ物の象徴的アイコンでもあるホットドッグがレゴブロックのパーツに! ソーセージをパンにはさんだホットドッグをミニフィギュアの手に持たせることができます。子どもはもちろん大人も一緒に夢中になってしまいそう。
(左奥から時計回りに)コップ、フライパン、スパイスボトル、チーズ、ホットドッグ、バナナ、ソーセージと食べ物にまつわるパーツが揃っているブロックはイケアならでは。ブロックで遊びたくなる仕掛けが満載です。
実際にレゴブロックで遊ぶお子さんをお持ちのママは片づけに関してどんなお悩みを抱えているのでしょうか?
3名のママにお集まりいただき緊急座談会を開催。おもちゃの片づけに関しての本音を伺いました!
家に見立てて組み立てて、おままごともできるレゴブロックは姉妹のお気に入りです。
レゴブロックは長男が大好きで、家の中での定番の遊びです。
基本的なレゴブロックのセットを持っていて、3人とも小さいころから遊んで育ってきました!
大きいサイズにはもちろん、小さいサイズのボックスでもレゴブロックがたくさん収まるので、遊ばないときはこのボックスにしまっておけば見た目もすっきり。リビングルームに置いてもインテリアの邪魔をする心配がありません。
巿村さん「わが家ではレゴブロックなどの細かいおもちゃは、スタッキングできるボックスに入れ、場所を決めてしまうようにしています。でも、子どもたち自身で片づけたものは、どうしても時間が経つにつれていろいろな種類のおもちゃが交ざってしまい、それを定期的に見直してあげなければならないのが悩みですね」
平井さん「うちではリビングの引き出しや、棚の上におもちゃ用の収納ボックスを置いて、その中にしまうようにさせています。食事やテレビなど何かほかのことをやる前には基本お片づけをお約束にしています」
梶浦さん「おもちゃ箱にざっくり入れて収納しています。小さいものは小袋などに入れてから収納していますが、やはりほかのおもちゃと交ざってしまうことも多くそこが悩みですね。リビングにおもちゃを持ってきて遊ぶことが多いのですが、私としてはリビングだけは毎回片づけてほしいという気持ちが強いですね」
市村さん「つくったブロックは全部崩してもとにあった場所にしまうようにしています。出したままだと部屋が散らかった印象になるので、つくった作品をそのまま置いておくことはありません。箱にしまうこと前提で崩すのはやむを得ず・・・・・・ 」
平井さん「わが家はどうしても残しておきたい作品を引き出し棚の上に置いて残すようにしています。でも、長男がつくった作品を次男が触りたがって大変です。ですので、作品を崩さずにボックスに入れられるといいなと思っていました」
梶浦さん「組み立ての途中で食事の時間になって、私は片づけてほしいけれども子どもはまだ続けたい。そんなときは作品を撮影して、そのままそっとケースに入れることが多々あります。でも、ケースに入れるときにどうしても作品が崩れてしまうので、そこはあきらめています。次に遊ぶときまでそのままで出しっぱなしにしておくという選択肢はないですね」
巿村さん「今までは、まだ遊んでいたのに親としては時間を区切って片づけたい気持ちが強かったので、途中でも片づけを優先していました。でもこのBYGGLEK/ビッグレクなら子どもが集中している手を止めても、次に遊ぶときにすぐ続きからはじめられるのでうれしそう。日に日に作品がグレードアップしています(笑)。創造力を働かせて遊んでいる姿を見ていると親の私も楽しくなっちゃいます。休日は主人も子どもたちと相談しながらお店やおうちの家具をつくって遊んでいました。『こんなにかわいいパーツがあるんだね』と子どもと一緒になってレゴブロックを楽しんでいました!」
平井さん「ブロック遊びを中断しなれければいけない状況でも、子どもが楽しく遊んでいるウキウキした気持ちを壊さずに済むのがうれしいです。おもちゃを買うときは必ずそれに見合った収納を探すのが大変だったのですが、これは専用なのでピッタリ。長男は大事にしたい作品を飾ったり、次男に見つけられたくないときはボックスの中に隠せたり、いろいろな遊び方を子どもたち自身で発見していますね。子どもが、いくつかのお店が入っているショッピングセンターのような建物をつくったときは、主人がいろいろな生き物をつくってそのお店を訪ねる遊びをしていました(笑)。その光景が何とも微笑ましかったです」
梶浦さん「今まではレゴブロックに付属していた赤いバケツに収納していましたが、作品を飾っておく場所もないしバケツのデザインがリビングにそぐわず、必ずバケツごと子ども部屋にしまっていました。いつもリビングをすっきり片づけて欲しいという気持ちばかりが先行して、遊びの途中でも片づけることをルールとしていましたが、BYGGLEK/ビッグレクはつくっている途中でも飾っておけるうえ、リビングにもなじむ見た目に私自身のストレスも削減。子どもものびのび遊べるようになりました。無理に片づけようとしないことも大切なのだと実感!」
BYGGLEK/ビッグレクはお子さんの創造性を高めながら片づけのストレスからも解放される、「子どもにもママにも優しいおもちゃ」と大好評のようです。
インテリアにこだわりながら、子育てをしている人が多いMart読者のお宅で実際に使ってみていただきました。
おしゃれに飾れるので親子で楽しめると高評価!
いかがでしたでしょうか。実際に使った方からは「こんな商品を待っていた!」と大好評でした。さっそくママ友の間でも大きな話題になっているそう。家の中で遊ぶ機会が以前よりも増している今、「レゴブロックで遊んでほしいけれども片づけが・・・・・・ 」と悩んでいる大人の悩みを解決しながら、子どもの創造力も高めてくれる、今までになかった商品です。数種類の大きさから選べるボックスは単体購入が可能で、手持ちのレゴブロックを組み合わせることもできるので「わが家に必要なBYGGLEK/ビッグレク」が必ず見つかるという自由度の高さも魅力。年齢や性別を問わず夢中になれるレゴブロックのよさを最大限発揮できる「BYGGLEK/ビッグレク」を活用して、お子さんの創造力を広げてみてはいかがでしょうか。
撮影/志波慎寿介 取材・文/西村絵津子