「Cleanse EX」販売開始から1ヶ月で販売数 9万本を突破!
衛生用品販売に初参入してヒット商品になった除菌抗菌液の開発秘話
クリア電子株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:小野志堅、以下クリア電子)は、アルコール不使用、天然成分だけで作られた“ケータイする除菌抗菌液” 「Cleanse EX (クリアンス イーエックス)」(以下:クリアンスEX)を3月23日から全国の小売量販店や通販サイトで販売開始しております。本製品は、クリア電子が販売を手がける商品で、衛生用品としては初めての商品ながら、販売開始から約1ヶ月で9万本の販売数を突破しました。
本商品が販売されるにあたり、商品が開発されるまでの秘話やプロジェクトについて代表取締役の小野がマーケティングを担当する株式会社ヒトクセ(本社:東京都新宿区)の代表取締役 宮崎 航様と対談させていただきました。
<クリアンスEXについて>
●お弁当でおなじみの調味料容器に着目し、素早く製品化を実現
昨今の衛生管理の意識の高まりから、マスクや消毒液などの衛生用品が不足する事態に陥いり、医療機関や生活者へ届かない、需要と供給のミスマッチが生じています。クリア電子は、除菌抗菌液の販売に向けて動き出そうとしたものの、その容器が不足している事実から、10社以上も容器メーカーに問い合わせを行いましたが、各社の在庫はゼロという結果で、商品の発売が危ぶまれました。そこで、ユーザーのニーズに合った代替品を探すことに注力したところ、お弁当についてくる醤油やソースが入るプラスチック製の“調味料入れ”を見つけました。液体を簡易的に持ち運ぶことができ、さらに携帯できるサイズである点が探していた容器と合致。商品開発を迅速に行い、4月末までに全国のドンキホーテに8万個(別店舗で1万個)の入荷を可能にしました。
【商品開発秘話:機転を利かせたアイデアで流通課題を解決した秘策とは?】
(右)クリア電子株式会社 代表取締役社長 小野 志堅
有限会社クリアストーン創業
資本及び組織変更により、株式会社クリアストーン
株式公開準備開始、メガバンクVCなどから資本を受け入れる
一般社団法人バースデープランナー協会を設立、理事に就任
クリア電子株式会社を設立、代表取締役社長就任
(左)株式会社ヒトクセ 宮崎 航 様
東京大学教養学部アジア地域研究専攻卒業。
中国CapgeminiでITコンサルティング業務に従事。
入社2ヶ月目に歴代最速で月間MVP受賞。
ヒトクセを設立し、代表取締役社長に就任。
横浜ビジネスグランプリ、学生起業家選手権等のビジネスコンテストやハッカソンで多数優勝。
●製品が開発されるに至った経緯は?
宮崎:まず本製品開発の経緯を教えて下さい。
小野:<企業は「強いから生き残る」のではなく、「新たな環境に適応するから生き残る」>という一橋大学名誉教授である関満博さんの言葉が原動力になりました。2月中旬、新型コロナウィルス感染の拡大によって、弊社の事業にも影響がありました。厳しい状況を座視できないため、新しい商品やサービスを考え、様々な情報を収集しました。食料品と衛生用品以外の物の動きが止まっている中、あえて衛生用品に焦点を絞り、SNSでアンテナを広げたところ、群馬県のある化学メーカー製品の販売元会社を紹介してもらえたのです。すぐに連絡を取り、15トンの除菌抗菌液の購入契約を締結しました。
●代替容器を見つけるきっかけから発売にいたるまでのストーリー
宮崎:醤油差しに目を付けたストーリーについて教えてください。
小野:除菌抗菌液を購入しましたが、肝心な容器がないと気がつきました。新型コロナウィルス感染隔離の関係で、化粧品関連の容器の中国工場がすべて生産停止していました。国内にはもう通常の除菌抗菌液を入れる容器はありません。福岡から関東まで10社以上の容器メーカーに問い合わせしましたが、どこも在庫がない、これは大変だ!と思っていました。除菌抗菌液を入れるものがなければ、代用品はないかと考え始めました。ペットボトル、ガラスの瓶、水タンク。使っていただくユーザー像を描いてみると、浮かんできたのは携帯用で、小さくて、出し入れ簡単な容器でした。それをヒントにいろいろあたってみた結果、お醤油やソースを入れる「醤油さし」が見えてきました。そこで今のクリアンスEXの容器である「醤油さし」を見つけました。
宮崎:短期間で商品を製造したと思いますが、なぜできたのかその理由を教えてください。
小野:3月2日までに社内で容器用のPOP制作、工場からのエビデンスをもらっての商品案内資料制作、制作会社に早急なホームページ作成を行ってもらいました。翌日、注文した「醤油さし」が順次工場に到着し、除菌抗菌液を填充する作業に着手できました。そして3月16日、遂に発売リリースができました。リリースと同時に東京、茨城県のNGOが運営している子ども食堂にも240本を寄付しました。これから順次各地の子ども食堂にも提供します。
宮崎:本製品を消費者に届けるための戦略として、なぜドンキホーテを選んだのですか。
小野:株式会社ドン・キホーテは当社の重要取引先であります。ドン・キホーテ社は小売業界の中で新商品に一番反応早く、意思決定も早く、導入を決めてから店頭に並べるまでに時間がかかりません。また、全国展開している店舗数が600店を超えたので、昨今の衛生管理に不安を感じているエンドユーザーへ、素早く商品を届けることができます。
●今後の展望は?
宮崎:商品の仕入れやマーケティング戦略など、今後の展望はいかがでしょうか。
小野:今後は大人数用の除菌抗菌液を提供していきます。また除菌抗菌液の販売先は小売り業界以外、ホテル、事業会社にも広げていきたいです。クリアンスEXは楽天ショップ、ヤフーショッピングでも販売しております。
宮崎:ヒトクセとしても、人々が不安を抱えている情勢の中で、日本中に安心を届けられるようにプロモーションをデザインしていきたいと考えています。この時期に苦労している方、チャレンジする方に対して、積極的に適切なプロモーションでお手伝いさせていただきます。
【クリアンスEXの社会課題への取り組み】
●「個人の衛生管理」を啓発するアクション 、“#SafeHandFish”プロジェクト
“#SafeHandFish”は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により世界中で除菌抗菌液が不足し、必要な生活者に流通していない現状から生まれたアクションです。その問題を解決すべく、宴会やイベントの中止・自粛により、大量に余っていた調味料容器に除菌抗菌液を充填し、使い切りサイズの携帯用除菌抗菌液として再活用。#StayHomeで需要が高まるフードケータリングや中食業界に無償で提供し、生活者のもとへ届けます。食の場面を通して除菌の意識と習慣を啓発し、「個人の衛生管理(Personal Hygiene)」の訴求を目的としています。 これにより、相次ぐ注文キャンセルで困っていた容器メーカーの救済と、需要と供給のミスマッチしていた除菌抗菌液の課題という、企業と生活者、社会にとってwin-win-winのアイデアを実現しました。現在も、希望される飲食店様には順次ご提供させて頂いております。詳しくは下記の“#SafeHandFish”プロジェクトWEBサイトをご確認下さい。
【製品情報】
■製品概要
製品名 :Cleanse EX(クリアンス イーエックス)
価格 :500円(税抜)
内容量 :45ml
発売店舗:全国の小売量販店・通販サイト
生産国 :日本
製品HP :http://cleanseex.com/
●天然成分たった2つでつくられた、完全天然成分の安全性
グレープフルーツの種子のみから抽出された天然除菌抗菌剤「GSE」に、精製水を混ぜた完全な天然成分の除菌抗菌剤です。残留農薬・防腐剤の検出もなく、化学物質を含まないため、小さな子供やペットのいるご自宅でも、誰でも安心して使用可能です。
●アルコール不使用でもあらゆるウィルスに対応する高い除去性能
「GSE」はウイルスに対し浸透圧差で破壊するため、あらゆるウイルスに抗ウイルス効果を発揮すると言われています。ウイルス以外にもバクテリアやカビ類に対しても、同様の原理で破壊して効果を発揮します。専門研究機関にて行なった実証試験により、ウイルスに対する不活性化率は30秒後に99.8%、3時間後で99.97%以上を示し、その効果の持続性能が証明されています。
※実証実験の結果について:北里大学医療衛生学部臨床微生物学研究室の教授・医学博⼠である田口文章氏によって、ウイルス不活化定量試験を実施。試験品の液にウイルス-A(薬機法の遵守から具体的なウイルス・細菌名の記載は控えさせていただきます)1/10の量を加えて、作用時間は5分間、30分間、3時間の経過測定し、試験品のウイルス不活率を求めました。
●選ばない使用シーン
・天然成分なため、小さな子供のいるご自宅でも安心して使用可能です
・持ち運びできるサイズなので外出先でもご利用いただけます。
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