【日本初※1】モーブル、随所にサステナブル素材を使用した“SDGsソファ”を1月5日より受注生産販売受付開始
お米のバイオマスプラスチックを配合した高反発独自素材「ライスウェーブ(R)」と植物由来原料50%のウレタンをコア材に使用し、旅館などでのエキストラベッドとしての採用も見込む
株式会社モーブル(本社:福岡県大川市)は、新開発したお米のバイオマスプラスチックを配合した「RICEWAVE(ライスウェーブ)(R)」、早生広葉樹で地球温暖化の進行抑制で注目を集める木材「センダン」、植物由来原料比率を50%以上使用したウレタン「ECOLOCEL(R)※2」、リサイクル糸を使用した特紡糸を当社として初めて製品として使用したソファ「Grow(グロー)」を2023年1月5日よりモーブルブランドサイト(https://brand-meuble.jp/)で受注生産販売の受付を開始することをお知らせいたします。
※1お米のバイオマスプラスチックを使用したソファの一般向け販売として
お米のバイオマスプラスチックを使用したソファの一般向け販売として 2022年12月時点 自社調べ
※2ECOLOCEL(R)は株式会社イノアックコーポレーションの登録商標です
ライスウェーブ搭載のSDGsソファ「Grow」開発の経緯
モーブルでは、2021年に国産バイオマスプラスチック「RiceResin(R)(ライスレジン)」を配合した「RICEWAVE(R)」の開発に成功し、商品企画第1弾として2022年6月「ライスウェーブ2つ折りクッション」を販売。
この度は、累計1万5,000台以上を売り上げている独自開発のごろ寝ソファシリーズのサステナブルモデルを開発すべく、環境負荷を抑える素材のリサーチと試作を重ね、この度SDGsソファ「Grow」が完成しました。一般のお客様向けはもちろんのこと、SDGsに関心高い旅館など、エキストラベッドとしての導入も見込んでいます。
Material / 素材
1. 国産バイオマスプラスチック「RiceResin(R)」を配合した『ライスウェーブ』を使用
自社製造特許素材「LITEWAVE」の機能性はそのままに、より環境に優しい素材にアップグレードさせました。非食用米を10%配合しているので国内のフードロス問題の課題解決にもつながり、かつ化石燃料の使用を抑えられ、従来品に比べCO2排出を10%削減できます。
2.「国産の早生広葉樹」として注目を浴び、強度、加工性に優れ、CO2削減に貢献する『センダン材』
センダンは広葉樹でありながら成長が早く、植林して20年~30年ほどで伐採できるまでに成長します。針葉樹である杉やヒノキと比較しても約2~3倍の早さで伐採できるため、林業の活性化に繋がります。
また、センダン1本あたりの炭素量は、杉やヒノキに比べ約6倍高く、センダンを植樹し活用することで地球温暖化の進行を抑える役割も担っています。
さらに、中山間地の農地荒廃対策としてセンダンに注目する自治体も多くあります。放置すると雑木が生えやすく、やぶ化してイノシシなど鳥獣のすみかになってしまうところ、センダンの葉が広がれば日光を遮り、やぶ化する速度が緩やかになります。「米作りができなくなった高齢農家でもできる」と耕作放棄地の縮小に取り組んでいる自治体もあります。
参考記事:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200824/mca2008241939015-n1.htm
3. 植物由来の原料を50%以上の国産バイオマスウレタンフォーム「ECOLOCEL(R)」を使用
非食用の植物由来の原料を使用し、50%の高比率配合でありながら石油由来原料品と同等の物性を維持しており、カーボンニュートラルによるCO2排出量削減、化石資源への依存を低減にも寄与しています。
4. リサイクル糸(特紡糸)を使用
愛知県岡崎市で大正の初め頃から続けられてきた特殊紡績と”特紡”いう紡績方法で作られた糸を使用しています。使用されないまま廃棄される未利用繊維や織布工場で発生する糸くず、布地などを集めてつくられた原料を使用した地球にやさしい優れた再生方法です。撚りが甘く、ふわっとしたボリューム感が特長で、さまざまな素材の混綿によりバラエティに富んだ質感が味わえます。
商品概要
Point / ポイント
■ほどよい硬さ、疲れにくい座り心地
RICEWAVE(R)は、ほどよい硬さ、高反発性があるので、長い時間座っていても疲れにくく耐久性にも優れています。また、立ち上がる際の負担も軽減してくれます。
■座面を前に引くだけで伸縮が容易にできます
■旅館・ホテルでのエキストラベッドとしての利用も見込んでいます
伸縮が簡単にできるので、ツインベットに次ぐエキストラベッドとしても、くつろぐソファとしてもお使いいただけます。
■中身は水洗いできるため清潔に保てます ※画像は「LITEWAVE(R)」
「RICEWAVE(R)」について
「RICEWAVE(R)」は、株式会社バイオマスレジン南魚沼が開発する、食用に適さない古米や米菓メーカーなどで発生する破砕米や飼料としても処理されない非食用米をアップサイクルした国産バイオマスプラスチック「RiceResin(R)」を配合した当社独自素材です。
高反発コア素材「LITEWAVE」の開発ノウハウを活かし、洗えてへたりにくく、通気性、保温性に優れ、消毒できるという機能面とサステナビリティを両立させた素材です。
▼「RICEWAVE(R)」開発に関するプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000046032.html
「RICEWAVE(R)」の採用例
Client:界 霧島 様
ご採用頂いた界 霧島様からは “バイオマス素材を使ったクッション材を納品して欲しい” という依頼があったわけではありませんでした。
「RICEWAVE(R)(ライスウェーブ)」を使ったクッション材が採用されるきっかけとなったのは、様々な活動において協業を行なっている株式会社IKASAS DESIGN(横浜市)が界 霧島様へ施設内の過ごし方について、新たな魅力の開発提案の際に作成した、オリジナルデザインの屋外休憩処に使用するクッション材に弊社の「LITEWAVE(R)(ライトウェーブ)」が採用されたことにあります。
また、もともと環境対応への意識は高いお客様でしたので、環境に配慮した製品としてライスレジン(R)を使用した新製品「RICEWAVE(R)(ライスウェーブ)」をご提案したところ、製品の機能性だけでなく、コンセプトにも共感頂き、ご採用頂けることになりました。
「Grow/グロー」の展示場所について
2023年1月11日(火)~12日(水)に行われる第50回大川家具新春展に商品を出品します。
日時:2023年1月11日(火)~12日(水) 9:00~17:00
場所:福岡県大川市酒見221-3 大川産業会館
出展ブース:2F(F-07)
第55回大川家具新春展|日本一の家具・木工産地 | 協同組合福岡・大川家具工業会 (okawa.or.jp)
https://www.okawa.or.jp/exhibition/5859.html
※展示会期間終了後も、本社ショールームまたは東京ショールームに展示予定です。
株式会社モーブルについて
「付加価値の高い選ばれる事業を通じて、持続・再生可能な組織と社会を創る。」というビジョンのもと、「新しい快適をつくる。」をコンセプトに、生活の中に新しさ・心地よさをもたらす家具・寝具の企画製造、IKASASの国内唯一正規販売総代理店事業を行っています。
社名:株式会社モーブル
所在地:
(本社)福岡県大川市中古賀956-1
(東京ショールーム)東京都千代田区岩本町3-9-1 花岡ビル 5F
(沖縄ショールーム)沖縄県那覇市安里357-4 2F
代表者:代表取締役 坂田 道亮
資本金:4000万円
事業内容:オリジナル木製家具の企画・製造・販売、特許を使用したオリジナルマットレスの企画・製造・販売・OEM事業、「IKASAS」国内販売総代理店
主な取引先:全国有名家具専門店・家具取扱店・ハウスメーカー・全国宿泊施設・ホテル
Website:
・株式会社モーブル|コーポレートサイト:https://www.meuble.co.jp/
・Meuble (モーブル)|ブランドサイト:https://www.brand-meuble.jp/
・Literie (リテリー)|オフィシャルオンラインショップ:https://www.literie.jp/
・IKASAS (イカサ)|ブランドサイト:https://ikasas.jp/
■RICEWAVE(R)とは:https://www.literie.jp/c/series/ricewave
■その他のSDGs対する取り組みについて:https://www.meuble.co.jp/company/csr/
■その他導入事例や取り組みの紹介ページ:https://www.literie.jp/casestudy/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ