• TOP
  • PR TIMES
  • 【(株)ライト】折り目入りクリーニングタグが意匠登録
PR TIMES

【(株)ライト】折り目入りクリーニングタグが意匠登録

株式会社ライト
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

クリーニングに出すと必ず付いてくる「あの紙」には大切な役割があります!

クリーニング店用タグで業界トップのシェアを誇る株式会社ライト(本社:東京都江戸川区、代表取締役:中村健太郎)では、業界を熟知した弊社が考案した、店員さんが楽になる「折り目入りクリーニングタグ」の意匠権を取得しました。

■クリーニングタグは何のためについているの?
クリーニングから戻ってきた品物に必ずホチキス留めされている小さな紙。一般的にはクリーニングタグまたはマーキングタグなどと呼ばれ、クリーニングの工程でなくてはならない、とても重要な役割を担っています。
クリーニング品に必ずついてくる「クリーニングタグ」は商品管理の上で非常に大切な役割を担っている。

クリーニング店で預かった品物はたくさんの衣類等と一緒に洗浄工程を進みます。特にチェーン店では各店舗から品物が工場に集められるため、1点ごとにどのお店のどのお客様から預かった品物かを管理する必要があります。そのため、どのお店で誰から預かったのかという情報が文字や数字で記載されたクリーニングタグを、店舗でお客様から品物を預かった時に1点1点すぐホチキス留めしています。このようにクリーニングタグは、預かった品物を管理し、間違いなくお客様へ返却するためになくてはならない大切な役割を果たしているのです。1969年の発売開始以来、50年以上にわたって使われており、クリーニング業界の「インフラ」といっても過言ではありません。

■ふとした思いつきで生まれた「折り目入りタグ」
クリーニングのタグは必ず折ってホチキス留めするのですが、お店では毎日何十点何百点と預かる衣類全てにタグ付けをしています。しかし、決められた位置で折らないとホチキスがずれて洗浄途中でタグが外れてしまい、お客様から預かった品物が行方不明になってしまう可能性があるため、店員さんの神経を使う意外と大変な作業です。そのような光景を永年目にしてきた弊社のある社員の「クリーニングタグは毎回必ず同じ位置で折るのだから、予めその位置に折りやすい筋を入れておけば店員さんも便利なんじゃないか?」というふとした思いつきで生まれたのが折り目入りタグです。
下が今回意匠登録された折り目入りタグ。このわずかな加工がクリーニング店での受付効率を飛躍的に向上させた。

確かに折り目があれば誰でもきれいに決められた位置で折ることができます。そこで早速折り目入りタグの検討を始めましたが、そんなに簡単なものではありませんでした。折り目が深すぎると紙が切れやすくなってしまい、逆に浅いと折りにくいなど、すべてのタグにちょうど良い深さで均一に折り筋を入れるためには、機械や型の絶妙な調整が必要だったのです。何度も試行錯誤の末、やっと満足できる品質の折り目加工が出来上がり出荷を始めたところ、想像以上に多くの好評の声をいただきました。「どうして今までなかったの?」、「もう折り目なしのタグには戻れない」。ふとした思いつきでしたが、全国のクリーニング屋さんにとっては受付作業の負担を軽減する大きなアイデアだったのです。2022年6月に意匠権(意匠登録第1717775号)を取得し、今後もクリーニング業界のより良い発展に尽力してまいります。

■意外と知らない!? クリーニングタグは付けたまま洗う
預かった際に取付けたクリーニングタグは、お客様にその品物をお渡しするまで外しません。洗う時も乾燥するときもきれいに仕上げる時も、基本的にクリーニングタグは付けたままで行います。「紙を洗ったりして大丈夫なの?」と疑問を持たれる方も多いのですが、クリーニングタグは耐洗紙という洗浄や乾燥にとても強い特殊な紙を使用しているため、洗う際に外す必要がないのです。タグに指示等を記入する際に使用するペンも、洗浄に強いインクが使用されており、洗っても文字が消えることはありません。弊社はもともと「ライトインキ」というインキメーカーでしたが、その時代に培った洗っても落ちないインキの製造技術が、クリーニング業界で今も活きています。
昭和40年代まで主力だった「ライトインキ」

<プレスリリースに関するお問い合わせ>
株式会社 ライト
TEL:03-3653-4320 ※平日9:30~16:00 / 土日祝を除く
FAX:03-3653-8781
E-mail:info@right.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

マガジン
【Mart春号】
2024年3月28日発売
¥980