小学生発案のインフォグラフィックがトイレットペーパーに!サンシャイン水族館とコラボレーション 「海の水ぜんぶ抜いたらどうなった?!トイレットペーパー」
2023年11月1日(水)より販売開始
一般社団法人海と日本プロジェクトin東京は、全国の小学生を対象に、御茶の水美術専門学校と協力して海洋問題をテーマにしたインフォグラフィック作品を制作する「第三回海洋インフォグラフィックコンテスト」を開催いたしました。この度、サンシャイン水族館賞を受賞した作品がトイレットペーパーとして商品化され、11月1日(水)よりサンシャイン水族館内「ショップ アクアポケット」にて販売を開始します。
この企画は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として実施します。
<販売概要>
・販売開始日:2023年11月1日(水)~2023年12月31日(日)※なくなり次第終了
・販売価格:1ロール 220円(税込)
・販売場所:サンシャイン水族館内 「ショップ アクアポケット」
(〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 屋上)
商品化されたサンシャイン水族館賞受賞作品について
今年の8月、全国の小学生を対象に海の自由研究を募集し、ノミネートされた小学生20名が御茶の水美術専門学校の学生と共同でインフォグラフィックを制作しました。コンテストにはサンシャイン水族館館長の丸山克志氏が審査員として参加し、サンシャイン水族館賞を決定。受賞者の作品はトイレットペーパーに印字し販売されることになりました。
丸山氏は「『海の水を抜く』という想像の世界に連れていってくれたユニークさに惹かれました。海の生物の視点だけでなく、人間生活への影響まで、多彩な情報を盛り込むことで、海が無くなった世界のイメージが膨らみ、問題点も分かりやすかったです。また、水族館の表現方法としても勉強になりました」とコメントしています。
※いずれも無くなり次第終了
■ある日「海の水、全部抜いたら」どうなった!?
左:自由研究(発案者):小栗 和馬さん (愛知県 小学4年生)
中:デザイン:降矢 碧海さん (御茶の水美術専門学校 )
右:作品を活用したトイレットペーパー
幅広い海のテーマのインフォグラフィック作品が完成!20組40名がプレゼンを実施
第三回目を迎えた海洋インフォグラフィックコンテスト。今年ノミネートされた小学生の海の自由研究は、『海洋ごみ×アップサイクル』や『海の生き物×食文化』など海の問題を深掘りしたハイレベルな研究レポートが多く、また『珪藻』や『リビングショアライン』、『カーボンニュートラルポート』など、あまり世の中でも言及されていない作品も多く見受けられ、幅広いテーマの作品が完成し、20名の小学生は多種多様な海の問題について訴えました。
「この作品を見た同世代の子どもたちに、未来に希望を感じてワクワクしてもらいたい。」
「海の問題は遠くで起きていることではないことを感じてほしい。身近な食べ物と海が深く関係していることに気づき、誰かににとって海の問題を考えるきっかけになったら嬉しい。」と、20名の小学生は海に関する想いや危機感を声にし、次世代に海の環境や文化を繋いでいくための発表の機会となりました。
小学生の海の自由研究を美術専門学生がグラフィックデザインに!
デザインを担当する御茶の水美術専門学校生と20名の小学生は、2人1組のペアとなり、約1ヶ月の間2度のオンライン制作面談を実施。インフォグラフィックのイメージの共有やチェックを行いながら、作品作りを進めました。共同制作期間の中で、この作品をもって何を1番に伝えたいのか何度も相談しながら、自由研究の良さを活かした作品を一緒に作り上げました。学生たちは「小学生から海の問題を沢山教えてもらい、自分たちも海洋問題を学ぶ大きなきっかけとなりました」と話していました。
情報を視覚的にわかりやすく!インフォグラフィックとは
インフォグラフィックとは、情報をわかりやすく人に伝わるかたちにビジュアル化したもの。「海洋インフォグラフィックコンテスト」では、膨大なデータや文章等をビジュアルの力で結びつけ、視覚的に海洋問題の興味・関心に繋げることを目的としています。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトin東京
URL:https://tokyo.uminohi.jp/
活動内容:次世代の若者へ海の素晴らしさを伝えるとともに魅力を知りともに環境問題に取り組むため、東京都のみならず全国的に当プロジェクトを発信し、海を未来につなぐ活動を推進しています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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